この作戦も長期化し、09年10月に入りました。
いよいよ試乗したが、電気式メーターに比べ機械式は上の方では5㌔以上も遅めに表示する、どちらが正確なのかは不明(爆)。それよりもピッチングが出るのだ、タイヤが真円になってなく縦にに5mmほど偏芯していた。タイ製のリムは精度が悪いが縦振れは2mm以内だったはず、ミシュランのタイヤ自体が悪いのか?、ビートが硬く何回も脱着を繰り返したので偏伸びしたかも??。ビート耳の滑りを見直しエアを入れ直し調整するも上手くない、メーターは普通に動いたので多少の誤差は気にせず作戦成功とした。
今度はクリック後輪用のIRC80/90-14に交換してみた、結果的に2mmの偏芯は残り、リムの精度不良と結論付けた、45㌔前後でピッチングが出て実用に耐えない。前輪に使うには無理がある、慣れの問題ではない、バランサーに掛けたら少しは直るだろうが・・・。
その後何度も組み直したデカ銅鑼だが上手くなく、元々からスポーク角度と長さに無理があったので、2交差の試作ホイール自体を破棄する事にした。リムは精度が悪いのでバラし別の新品で組もう、機械式メーターは新ホイールが組めるまで保留とし外してしまった(涙)。
さて実測すると1交差組みにするには、10番の86mm位のスポークが必要だ、自分でネジ切りを行うつもりで、地元の古そうな自転車屋を数件調べたが、転造ネジ切り工具がない!偶にあっても望むピッチ駒が無く意味なし。ネットでも調べ尽くしたが、以前にチェックしていた業者は休業していた。
最後の手段と有名なF店に問い合わしたが、8・9番サイズしか受けないらしい。10・11番サイズが希望なので八方塞だ、お店からはニップルごと9番で仕上げるように助言された。さてどうした物か・・・再度エアブレのリム穴に9番ニップルが入るか検証してみた、すると9番ニップルでも入るじゃないか♪、ってか9番が正解で今までが10番と思い込んでいただけだったのだ。CB175前輪スポークは1O番で9番異径ニップルだったし、これなら9番の段なしでオーダーできるな。
しかし短い上に太いスポークだとしなりが無く硬い乗り味に成りそうだ、まあ兎に角やってみようと発注した。
待つこと10日でオーダー品が届いた、流石にプロの作品で長さも希望どおりに出来ている。しかし、規格表まで添えて注文したのにニップルは9番ではなく10番太さだった。最初の確認では8か9番しかネジ切りできないと聞いたが、届いた物は9番段付きで実質10番のピッチじゃないか!。なら10番を送って切詰めも可能だった訳だ、何とも釈然としないな。
私は理系だったので数値的なデータで発注したつもりだが、相手は太さに対するピッチの概念が違ったようだ。やはりイヂリアンとして外注は意思の疎通が重要だ、上手く行かないなぁ。
さあ部品が揃ったのでモチベを上げなければね(笑)、でチャチャッとホイルの組替え、当然ながら短く専用に造った品なので全く無理がない。今度は別のリムを選んだが、前のより継目の段差が少なかった、慎重に縦横振れを取り1mm以内には治まった。
私は理系だったので数値的なデータで発注したつもりだが、相手は太さに対するピッチの概念が違ったようだ。やはりイヂリアンとして外注は意思の疎通が重要だ、上手く行かないなぁ。
さあ部品が揃ったのでモチベを上げなければね(笑)、でチャチャッとホイルの組替え、当然ながら短く専用に造った品なので全く無理がない。今度は別のリムを選んだが、前のより継目の段差が少なかった、慎重に縦横振れを取り1mm以内には治まった。
気を良くし、また懲りずに扁平タイヤをチョイス、今回を最後の装着にする。今度こそピッチングが出ないはずだ、試走の結果はまあ普通に走れた、短いスポークの影響はやはり硬い感じがした、しなりが減ったが剛性は高まったはずだ。
以前の2交差(上)と今回の1交差(下)を比べる、スポークの角度が全く違うのが解りますか。やっぱこれじゃないとデカ銅鑼に向かんのよ。
これでやっと機械式メーターも組める、以前の100㌔メーターに戻しやっとこの作戦は完了となった。丸2ヶ月も悩みましたが、一般人から見れば何も変化に気が付かない自己満足ですね。