アマノジャックなイジリアンのDAXと申します。CS系のMDやCTが大好きです、21年からはCT125に夢中でFBも始めました。

魅惑のステンレススポーク検証

専門外のホイール組み

23年6月

今週はHELP出勤で忙しいのに二男から珍しく電話が、聞けば18吋のアルミリムを貰ったので自分の前輪に着けたいだと"(-""-)"。

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しかしバイクはY車のランツァ⇧だぞ、Fの21吋を18吋にして昔のスーパーバイカーズ風にしたいらしい。最近のモタードは17吋が主流で組替用のスポークキットも売っているが、18吋用は見つからなかった(>_<)。

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取り敢えず預かったが、紫リムはTT250のR用で36穴、スポーク・ニップルとも9番規格で21吋用とも同じだった。更に観察するとストレートスポーク用のハブで今までにバラした経験がない、ネットで色々と検索するとSRV250初期型用のスポークの長さが合いそうらしい。直ぐに注文するつもりが既に廃番でダメ、あらゆる車種の写真も比べたが首曲がりが微妙で、流用品のサンプル購入は無駄になるリスクが高いので止めた。

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切詰める方法で行くしかないと分解してリムを重ねながら採寸。ストレートスポークと云っても、僅かに首曲がりがあったのでSRV用を買わなくて良かった。ノーマル21吋用はIN240mmでOUT239mmだった、ザックリの測定ではIN198mmとOUT196mm位なので山勘で200mmに切る事に決めた。IN側の1本が空回り傷だらけにして外したが、首曲がりが無く反ったスポークで過去の適当な修理歴が判明した。

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ここで以前に入手していたスポークベンダーの出番がやっと来た、1本だけ違ったスポークを純正に合わせた。根暗な作業だが始めたら夢中になってしまう、テンションを高めるまでが大変なのよ(笑)。

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次は1本づつマジックでマーキングしてクリッパーで36本を切断、Φ3.5mmの鉄なので飛び跳ねて一人作業は疲れた。

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次にベビーグラインダーで先端を尖らせる、もうこの時点で長さのバラつきが2mmも出た。

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翌日は現場に持ち込んで内職。これも秘蔵のバイク用スポーク転造ネジ切り機、個人で持っている人は絶対に変人だろう(爆)。形状は自転車用と同じだが13・14・15番駒ではピッチも違いバイク用の太さに合わない。

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今回は9番駒を使ったがこれが絶版の超貴重品で完全なるコレクターズアイテムなのだ。10番駒はカブ系に欠かせないので4個も集めたが、11番や8番は未だに探しているのでお譲り下さいm(_~_)m。

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スポークさえ完成すれば後は組むだけ、山勘で200mmにしたスポーク長はINジャストでOUT2mmオーバーの許容範囲で1発ビンゴだった。振れは中古リムの歪みか縦が2mm近くで横は1mm以内だった。もうこれで終了だ延べ3日間で仕上げたので上出来だろう、14吋と17吋しか組んだ事がなかったが理屈さえ覚えたら応用が効くね、ストレートハブは組むのが楽だと知った。

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で組んだらしいがどうだったのかな?、後は知らん!ホイールバランスは必要だろう。

おわり

アルミワイドリムのテスト組み

23年4月

新年度に突入しましたが、退職したので気楽な身分です。自由な時間がたっぷりなのにイジリアンの活動はさっぱりで、テンションを高めるのが難しく集中力が続きません。

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久々にスポークネタです、ずっと探していた3.00-17リムをアリババで注文。送料込みでも9,642円の激安で約2週間と速く届き、ブランド名すら書いてない怪しさ満点の品でした。



前回に組んだ2.15-17SUSリムの記事はこちら⇧、その後にタイヤを組んでテスト走行もしていました。

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今回は2年前にテスト⇧した、110/70-17タイヤのリベンジが目的です。2.15巾のSUSリムに組むと、サイドが絞られ実測94mm巾に細まり直径も増え、不適合な組合せで没としました。

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早速に2.15ホイールと比較すると、3.00はこれだけの差がありました。重量もアルミなので相当に軽いですね。

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ニップル穴は双方ともΦ7mmだったので、リムのみ入替えれば簡単に組めると作業開始。スポークの交差を針金で留め、ニップルを全部外して2.15を抜き3.00リムを被せました。

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しかしここで難問に直面、ニップル穴の向きと角度が異なり慣れ親しんだJIS組には出来ません(*o☆)\バキッ。やはり超特価だったのが頷けます、過去には英国や亜細亜製も色々と買いましたが、こんな事は初めてでした。JIS組ではなくイタリア組かと観察しますがそれとも違い悩みます、頭を冷やし寝ながらシュミレーションし、結局はスポークを全バラにしてやり直しました。IN側スポークが中央の2穴に入り、OUT側が両端の2穴に入るJIS式と真逆でした、ハブ側のスポーク穴を片面のみ1穴移動するイタリア式にすれば上手く納まると判り、やっとスポーク長も計れました。

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CT125のノーマルRスポークは161mmですが、このリムはワイドなので甲が高く155mm位にしないと長過ぎます。そして本日、純正のSUSスポークを活かすべくグラインダーで詰めて、#10(3.2mm)の転造ネジ切り駒で不足分を延長しました。SUSスポークは硬いので駒の消耗が早いらしく今回が初チャレンジでした、まあ上手く切れたので良かったです。36本の手作業で1,500回転以上もクルクル、2時間分の単価は高くなります(笑)。

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そして直ぐにホイール組みに入ります、2交差の4本組で先にIN側だけを組むのはJIS式と同じです。

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INを全部仮留めしたらOUTも1本づつ組んで行きます。スポークが長目なので全ニップルは緩々にして寄せながら作業しないと、ニップル穴にスポーク先端が擦れて入りません。今回の組合せはSUSスポークがCT125純正9×10の段付きで、SUSニップルは10×9の異径ロングの使用です。必ずリムのニップル穴径に合わせるのをポリシーにしています。

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ホイールが組めたら最後は振れ取りです、3.00リム巾は初めてで台の許容巾を超えてます。もう微調整は不可能なので勘で追込み、縦横とも1mm以下は諦めましたやはり中華の安物なので妥協が必要です。本日はここまで、110/70-17タイヤは二男が捨てたR25の前輪(9年物)ですが今度はタイヤの適正巾リムなので70%偏平が活かせる筈です。

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タイヤを組んだので仕上がり巾も測定、結果は105mmと110には届かず。リムとタイヤの相性が悪く全周のビードが上がらない、何度もやり直したが集中力が途切れたのでまた今度・・。

おわり

チューブレスホイールのスポーク交換2

22年2月

北海道で痛めた肋骨の通院も今週で終わりに決めた、低周波の治療は効果が薄くやはり自腹の整体と温泉療養を続けよう。

CT125の整備をボチボチ始めたが目標がないと気合いが入らない、取り敢えずはスパイクタイヤのホイールを外しT2Kのチューブレスホイールを復活させた。



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前に書いた⇧が後輪は全部9番(Φ3.5mm)SUSスポークに交換していた。しかし移動用のスパイクタイヤで小樽下船までの250km走っただけで更に2本折れていた、60㎏以上の過積載ではあったがこの時点で5本目となり、後輪のSUSスポークは約3ヶ月で実用に耐えないと判断し全てRCBの鉄スポーク9番×153mm⇩に交換してしまった。

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交換する場合の注意点は上の写真赤枠の4本を1ブロックとして、先にIN側2本を外し次にOUT側2本を外す。交換用のスポークを挿す順番はOUT側2本が先でIN側2本が後になる。当然ながら予めスプロケットやディスク板は外して置かないとハブ穴が見えない。またOUT側は黄丸の位置が点接触するので日常点検が欠かせない。4本のニップルはある程度締めて振れを確認する、1ブロックが終ったら対角線方向のブロックに移り、☆を書く様に飛び々で9ブロックを順番に済ませて行く。最後に全体の振れを見てニップル調整を行うが、自信がない方はPROに任せた方が無難です。

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昼食は久々に京都風の醤油味ラーメンを求めた、背脂は減らしたがちょっとイメージが違い不満足・・。

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DAYライトもステーが折れたので修理し、ガレージも少し片付けて1週間ぶりにCT125を中に入れられる様になった(笑)。

さて後輪のSUSスポークは諦めたが、前輪を検証するのが課題だった。実は11月から外して放置していたT2Kホイールの前輪は、空き時間でSUSスポークに交換していたのだ。

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前輪に使ったSUSスポークは、第5弾の国産特注品で17吋Φ130mmドラム用ホイールにテストした10番(Φ3.2mm)×150mmである。これは前輪にはやや長過ぎるので、上記の後輪施工時に行った1ブロックづつ入替える方法は無理だった。この場合は36本全てのニップルを緩め、リム穴がガタガタに5mmくらい動く状態にする。T2Kノーマルスポークを1ブロックごとに4本外し、今度はSUSスポーク4本を挿すが、ニップルとスポークネジ部はリム全体を片寄せながら仮留めして行く。9ブロック全部を入替えたらニップル36本のネジ山を平均に締めて行く、ここで短気を起こしてダッチロールに陥り宗谷チャレンジのダメージが癒えるまで放置してしまった(爆)。で昨日にまた全部ニップルを緩め、基本に立ち返って冷静に振れ取りを終わらせた。前輪で適正な長さは147mmと記録しときます。

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そして本日またD604タイヤを合体、ローテーションで余った8,500km使用の3部山を逆回転方向で組んだ。今回は自転車用の手押しポンプではビードが上がらず、近所のバイク屋でコンプレサーを借りた。今度の10番SUSスポークはT2Kより2段階も細いが、カブ系としては充分な太さで前輪は荷重が掛からないので大丈夫な筈だ、これも長期の検証としたい。

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ディスク板はスパイクホイールから移植したが、雪道で使ったので錆が浮きワイヤーブラシで磨き直した。丁度届いた特注チタンのアクスルシャフトで装着、やっと元に戻せた(^^)v。

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リム・スポークやタイヤのテストに使うホイールは前輪4本と後輪2本を持っている。今後とも色々な組合せを検証して行きたい。次はアルミスイングアームを装着しなければならないげど・・・。

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昼食は新しいラーメン屋がOPENしたので塩豚骨を喰ってみた、豚骨の味が薄くクリア系の好みからはまだ熟成が足りなかったし梅干しは合わない気がした。

おわり

チューブレスホイールのスポーク交換

21年9月

もう3週間になるが右膝の痛みが治らず、毎週ヒアルロン酸の注射に通っている。今日は整体にも行き体調の回復に努める毎日である。

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ある日のボランティア出勤昼食はラーメン(笑)、最近は昔懐かしい味を求めて古いお店を廻っているがここも美味しかった。

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前回に外したT2Kチューブレスホイールの後輪だが、IN側スポーク4本が折れたのを機に全てのスポークを入替える事にした。

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一気に外すとセンタリングや振れ取りが面倒になるので、1ブロック4本づつ入替えて行く事にした。1交差の2本組なのでお互いの干渉は少ないが、IN側を外さないとOUT側が抜けない。通常のスポーク組みはIN側を先に仕上げるが、このホイールは逆にOUT側から組む必要がある。

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組むスポークを比較する、左からT2Kノーマル・SUS9番(Φ3.5)149mm・プレスカブ純正後輪用9×10番(Φ3.2)150mmである。今回は在庫第1弾フィンランド謳いのSUS9番を使うがT2Kより4mmも短かい、T2Kニップルの再使用で締め代はセーフ、懸案のOUT側も使用可能だった。T2Kニップルは既に3個飛ばして紛失したので足りないが、以前に買った9×10異径アンダーのSUSニップルで補った。後輪用に新規で準備するならIN・OUTともスポーク長153mmが基準と記録する。

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外したスポークがこれ、首曲がりが無駄に長く直線部分に曲げ加工も成されている。8番(Φ4.0)×9番(Φ3.5)の段付きだが、ニップル付近のみ細いのでネジ部直前も歪みが出ている。材質は鉄にメッキだが、正直なんでこんなスポークを選んだのか意図が読めない。

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全部交換したが、OUT側同士の交差部分が点接触している(>_<)。お互いにテンションが掛かるので、長期の使用では擦り減る注意が必要だろう。最初のスポークに比べ首曲がりが余らず直線に張れ見栄えは良い。

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ある日はレジアスでボランティア出動、役所の手続きを済ませ昼食はラーメン(爆)。数年前の地元1位店に久々行った、泡系とかのクリーミーで旨いがトロ味が今の嗜好では気になった。

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1日中雨で滅入ったが帰路は猪肉を仕入れニンマリ(^^)v、更に雲の中に入る山越えでドライブ。トランポは濡れないし仮眠も自由なので楽だね。

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猪丼と濃厚なスペアリブで夕食と晩酌を楽しめた。膝の痛みを軽減する為に減量が必要なのに誘惑には勝てない。

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ホイールはスポークを張り直したので振れの確認、ニップルを増し締めし最後にバスボンドをリム穴外側に塗り込んだ。どうもネジロックは抵抗があるので、ニップルが抜けない対策としてシリコンを使って見た。次回からCT125に戻し、長期テストでSUSスポークを検証して行く。

追記 12月まで約3ヶ月使ったが、結果的にΦ3.5mmのSUSスポークはINが3本とOUTが2本折れた。つまりT2Kのノーマルよりも劣る強度で安心して使えないと判断、22年2月に全部鉄のRCB製Φ3.5mm×153mmに入替えた。

おわり

新ホイール組み2

21年8月

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連日の雨だが少し晴れたら走っている、ある日の給油は50km/ℓあまり回さずに走ると普通に戻った。

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昼食はラーメン(笑)今度は門司の本店に、細麺とコクは好みで☆☆☆だった。

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日陰でまったりと休憩しながら、小整備したり居眠りしたり・・・。

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前から行きたかったラーメン屋を見つけたので2杯目(爆)、メニューに柚子塩が有ったので食べてみた。スープが熱く丁寧に創られ好感が持てた、次は豚骨も食べてみよう(^^)v。

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76kmの散歩だったが、累計が5,949kmまで延びたのでまたOIL交換時期になった。

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さて新ホイールの続きを行う、SUS後輪の重量を計ると4.45㎏でチューブレスの後輪とほぼ同じだった。

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二男が投げて邪魔だったR25の前輪110/70-17タイヤを2.15SUSリムに装着した。偏平タイヤは3.00リムを奨励しているので、ビード部が絞られ中央が尖り本来の形状じゃない。

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直径はノーマル80/90の568mmに対して585mmと17mm大きい程度だが、巾は実測すると94mmしかなく、新品タイヤを買ってまで組む価値はないと思う。性能は走らないと判らないが、サイドが丸いので滑りそうに感じる。

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後輪が組み終わったので今度は前輪も準備する、前にバラしたKX80の16吋チューブが目に入ったので合わせて見た。空気をある程度入れると17吋にも使えるね、低圧で使うなら16吋用の方がタイヤビードが外れにくい?“neriさん”理論??が気になっている。

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またFハブと純正11番SUSスポークを残し、1.60SUSリムを11×10異径ロングSUSニップルで組んだ。こちらは精度がまあまあで振れ取りも楽だった、これにはスパイクタイヤを組んで北海道用にするつもりだ。

つづく
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